top of page
検索
執筆者の写真会 ひまわり

出演者のことば※プログラム①〜⑦

この度は「出演のことば」をホームページ内にてプログラム順に掲載させて頂きます。

※プログラム①〜⑦


①バッハ チェンバロ協奏曲第1番 BWV1052 第1楽章


ことば:荻野育子

バッハ作曲チェンバロ協奏曲 第1番は、最初はバイオリン協奏曲として、次にシンフォニア(ソロ楽器はオルガン)として書かれた後に、さらにチェンバロ協奏曲として編曲されました。ニ短調に込められたのは悪との闘争。激しく勇ましい曲です。また、フレーズのジグザグの動きは十字架を表していると学びました。今回は2台のピアノで演奏いたします。





②ショパン ワルツOp.34-2  

井田伸恵

 ショパンのワルツの中でも短調かつLento(ゆるやかに)という速度も相まり、舞踏会におけるワルツとは別次元の哀愁に満ちた楽曲となります。

かつてひまわり会のコンサートでも弾かせて頂いた曲ですが、今回は鈴江先生に教えて頂いた懐かしい日々に思いを馳せ、追悼と感謝の想いを込めて演奏致します。  




③ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」麗音めぐみ

 コロナ禍の規制が解けたオリンピック開催で世界中が盛り上がりました。セーヌ川が舞台となった開会式は、芸術の都パリらしくて洗練されていました。平和を究極の目的としているオリンピック!私も世界平和への祈りを音楽に込めて、演奏をいたします。

フランスを代表するドビュッシーが作曲した「ベルガマスク組曲」の第3曲でもっともポピュラーな曲。

作曲されたのは1900年前後でドビュッシー28歳のときの作品です。鈴江先生がレッスンで「光」について教えて下さった事に思いを巡らせて演奏致します。幻想的で透明感のある美しい世界をお楽しみいただけると幸いです。




④ドビュッシー 映像第1集より「水の反映」岡部晴栄

 1905年ごろに作曲された曲で、曲中いたるところに現れてくる<ラ・ファ・ミ>のモチーフが水の波紋を思い起こすような、水のある情景が思い浮かんでくるような曲調です。

私は鈴江先生には数回お会いしただけでしたが、とても情熱的でエネルギッシュな先生でした。不思議ですが、私のことをなぜか気にかけてくださっていて、そのおかげで今回、皆様との出演につながったのではないかと思っております。鈴江先生の想いを受け継ぐ皆様と共に、精進して参ります。



⑤ドビュッシー 前奏曲集第1巻より「沈める寺」田岡亜弥

 ブルターニュ地方に古くから伝わるイス伝説からインスピレーションを得たと言われる作品で海底に沈んでいた大聖堂が、鐘の音とともにも霧の中からゆっくりと姿を現し、聖堂の中からは聖歌が聞こえてくるが、また次第に海に沈んでいき、姿を消していく…そういった巨大な情景が描き出されていく作品です。

クラシック音楽、ピアノを純粋に愛し

ぶれる事なく、熱意を持ってご指導くださった鈴江比紗子先生への感謝と追悼の思いを込めて演奏させて頂きます。


⑥ヴァイオリン

ラフ カバティーナOp.85-3

エルガー 愛の挨拶Op.12


ことば:松田美奈子

 エルガーはイギリスを代表する作曲家・バイオリニストです。独特な華麗さを持つ作風で、特に『愛の挨拶』は世界中の人々に愛されています。

ラフはスイスの作曲家。6つの連作小品の中の人気のある曲の1つで、結婚した年に発表されました。

どちらの曲も鈴江先生に聴いていただく気持ちで演奏させていただきます。



⑦ショパン バラード第1番 Op.23

片平昌美

 鈴江先生との出会いは5歳の時。以来ずっとピアノだけでなく、いつも気持ちに寄り添って下さり、人として大切なことを沢山教えていただきました。

今年は先生が大好きだったショパンの曲の中から、切なさと優美さとダイナミックな魅力溢れる「バラード第1番」を心から感謝と敬意を込めて、先生に喜んでいただけますように‥と祈りながら演奏致します。

閲覧数:39回0件のコメント

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page